2012年6月10日日曜日

MBAマーケティング 第7章 流通戦略


どうも。
3年のおおやまです。

続いて第7章流通戦略行きます。


流通とはモノの流れです。


流通というとなんか配送センターみたいなところで大型トラックが商品を運んでいるようなシーンを思い浮かべますね。


大方イメージとしてはそんな感じです。


じつはりゅーつーっていうやつはすごーくありがたーいものなんですよ



自販機にいけば飲み物が買える

コンビニに行けばたくさんの商品を買える



好きな時にいつでも。



生活に不便な感じはしないですよね。

これらぜーんぶりゅーつーのおかげです



りゅーつーがなかったら世界はどうなるでしょうか。




コンビニにいってもモノが全くない。

スーパーに行ってもほぼ全部品薄の状態。いや商品があるかも怪しい。

いやスーパーもコンビニもないかもしれない。

ドラッグストアも家電量販店もない。

食べ物も飲み物を人々に行き渡らない世界。

人々は我先にと生産者のもとへ出向き商品を買いにいくでしょう。

食べ物が手に入らなければ死んでしまいますからね。




じゃあどうすればモノが手に入るのか。

生産者が作っている工場にわざわざ足を運んで長い行列に並んで買うか。

農家などの直販を行っている人のもとへ出向いて買わなければいけない。




・・・




こんな世界考えられないですよね(笑)




流通チャネルを構築し、生産者から卸を通して日本中に商品を配送してくれる業者がいて、さらにその卸した商品を販売してくれる小売業者がいる。



だから僕たちはこうして毎日モノに困らないで生活できるわけです。




流通の重要性、なんとなくわかってもらえましたでしょうか。




さて




ちょっと内容を整理してみましょう。



流通には大きく分けて3つの業者が存在します。


生産者
卸業者
小売業者


生産者とはメーカーのことです。日清食品・明治製菓・SONY・キリンビールなど商品を製造している企業がこの類です。
彼らは商品を生産することがお仕事です。

卸業者とは生産者と小売業者の商品を移動を介在する存在です。商品を仲介することによる手数料で儲けを得ます。
卸が介在することで全国の至る所の地域まで商品を届けることができます。

小売業者とは販売店のことです。スーパー・コンビニ・百貨店・家電量販店など私たちが普段物を購入するお店のことです。



卸業者が卸した商品を小売業者が仕入れることでようやく私たち消費者のもとへ届きます。

基本的な構造として以下の図のようなプロセスを経ます。



しかし
商品によっては流通チャネルの段階数(つまり卸を何回介在させる数)が変化します。



ややこしいですね。
場合によっては以下の図のようになることもあるんですよ。




どんだけ卸介在してんだよってカンジですね(笑)



ここであなたに質問です。



卸を3回もわ・ざ・わ・ざ介在させているのはなぜでしょうか。



ちょっと考えてみてください。


僕の書いた記事を毎回読んでくださっている方は承知のことだと思いますが、以前にも言いましたよね。


学問を学ぶときはまず疑問を持つということ。


そもそもなんで卸業者って存在するの?

卸業者が存在するメリットは?

なんで2次卸・3次卸なんていうように何段階もの卸が存在するのか?


その疑問を大切にしてください。



本当の理解につなげるためにはそういった疑問を持つ必要があります。



僕がこうして本の内容をあえて書かないでそもそも論などを書いているのも理由はそこにあります。


本の内容なんて誰にでも書けますよ。


そのまんまコピペすればいいだけですから。


けどブログを見てもらうメリットってなんなんでしょう。



1年生達の想いのこもったプレゼンの内容について触れるのももちろん大事と思いますが、


僕は読んでくれた人に何かしら得があることだと思います。


「今日もまーけんの記事読んでひとつ学べて得したな」ってブログを読んでもらう人に感じてもらえるように僕は書いています。

わざわざブログまで足を運んで頂いているわけですからね。

「次の更新が楽しみだ」
「次の記事も読みたいな」

って思ってもらえれば幸いです。

書いている側の心情としては、

多くの人に記事を読んでもらい、マーケティングに興味を持ってもらいたい。

そして記事を読んでくれた人には何かしらの得があってまた読みにきたいと思ってもらえる。

そんなwin-winの関係を築けたらと思います。



さて


全く関係ないところに話がずれてしまいました。


卸を数多く介在させる理由。

それは注文単位を減らすことができるからです。
これはコモディティ化している商品によく見られる傾向です。


これだけでは一見、よくわからないですよね。



生産者というのは基本的に10000単位から取引をしてもらえるそうです。

1次卸が10000単位で生産者の商品を購入します。

1次卸は2次卸に対し、1000単位で商品を卸します。

2次卸は3次卸に対し、100単位で商品を卸します。

3次卸は小売業者に10単位で商品を卸します。


小売業者側のメリットとしては10単位から商品を仕入れることができるのでリスクヘッジがしやすく便利ですよね。



しかし、卸が介在せず小売業者が生産者から直接商品を購入するとどうなるでしょうか。



小売業者「おたくの作っているお茶を仕入れたいんですけどー」
生産者「かしこまりました。それでは10000単位からのお取り引きとなりますがよろしいでしょうか」
小売業者「!?!?」



みたいな状態になりますよね。



お茶ひとつ仕入れるのに最低10000個仕入れなきゃいけないなんて小売業者には負担が大き過ぎて潰れてしまいます。



卸が介在することで、全国的に広い範囲に商品が広まりますし、小売業者が仕入れやすいというメリットがあるわけです。




流通のイメージ伝わりましたでしょうか。




次回はいよいよMBAマーケティング最終回になります!
第8章プロモーション戦略ですね。



お楽しみに!

まーけんに興味がある、試しに行ってみたいという方はこちらまで
主な活動内容をまとめた動画があるので、チェックしてみてください

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