こんにちは。
社学3年おおやまです。
今回の勉強会は、僕と1年の古家のコラボ勉強会です!
取り上げた内容は、「なぜ広告に芸能人を起用するのか?」です。
身近にある、
電車の中吊り広告
テレビで流れるビールのCM
新宿駅や渋谷の109で見るような巨大な広告
などで芸能人が企業の自社製品を宣伝していることがよくありますよね。
なぜ芸能人に商品の宣伝をさせているのでしょうか。
別に有名じゃない一般人の人が宣伝しても何も悪くはないし、お金も節約できますよね。
これにはやはり理由があります。
今回の勉強会では、芸能人を起用する理由を説明しつつ、最後にグループワークをして芸能人を起用することについてまーけんのみんなに考えてもらいました。
結論からいきます。
芸能人を起用する理由は、2つあります。
商品を覚えてもらえないから!
商品を覚えてもらいやすいから!
の2つです。
この2つが今回伝えたかったキーワードになります。
キーワードについて詳しく説明します。
まず、「覚えてもらえない」というのはどういうことでしょうか。
2009年度のCMデータバンクの調査によると、モニターの消費者が好感を持ったと答えたテレビCMのうち、その約7割が「出演者・キャラクターに好感を持った」ことが理由に挙げられています。
「商品に好感を持った」や「宣伝文句に好感を持った」より多い結果となっていたそうです。
この調査から、日本人は商品に興味を持つよりもタレントに興味を持ってその広告を見てついでに商品を記憶しているとも捉えられるのではないでしょうか。
率直に言ってしまうと、商品はどうでもよくて芸能人が出てるから広告に目が見くというようにも捉えられると思います。
とはいえ、appleやユニクロなどの企業のCMは別に有名人が出ていなくとも印象的ですよね。芸能人を使うだけが有効というわけでもないわけです。
そもそもタレントを使わないで商品を覚えてもらえるなら、日本においてこんなに広告に芸能人は使われるはずがないですよね。
ビールの広告なんか絶対といっていいほど芸能人とビールが一緒になっていますし。
あなたも、AKBやジャニーズがCMなどにでていれば、「ちょっと見てみようかな?」といった気になって広告をじっくり見るという経験があるのではないでしょうか。
それだけ、日本において芸能人の広告というのは視覚での強い第一印象を与え、よりイメージに残るプロモーションが可能ということですね。
マーケティングの目的は最終的には顧客に購買させることですが、顧客の購買特性や顧客が購買に至るまでの購買行動プロセスを知っておいて方がいいと言われています。
つまり、「知らない」という遠くはなれたところから、「購買」という段階まで消費者の心理を導いてあげる必要があるわけですねー。
まあそれがそんな簡単にはいかないから苦労するわけですが(笑)
今回はその購買プロセスをAIDMAを使って説明しました。
MBAマーケティングの第8章に載っているのでそちらご参照で。
そして、最後にみんなにも広告プランナーになってもらい、芸能人を使った広告を考えるグループワークを行いました!
お題はオランジーナです。
あなたなら、誰をターゲットにして、どの芸能人を起用した広告を作りますか?
まーけんでは各班、世代ごとにターゲットが異なっていて、幅広い芸能人のアイデアが出て面白かったです。
ざっと上げると、
えなりかずき
ベッキー
ジダン
ジローラモ
西野カナ
加藤ミリア
ローラ
伊東四朗
などなど・・・
とこんな感じで色々です(笑)
まとめると、芸能人を使う理由としては、
商品を覚えてもらえないから!
商品を覚えてもらいやすいから!
の2つを覚えてもらえればと思います。
AIDMAも気になったら調べてみてくださいね。
次回は、まーけんの一大イベントであるcompass2012の内容について書きます!
1,2年生たちが中心となって創り上げてくれたイベントです。
無事成功して何よりでした。
それではまた次回に!