こんにちは
社学3年おおやまです。
今日は対企業活動としてマーケティングリサーチを行っているマクロミルの本社にお邪魔してきました!
オフィスがきれいでとても仕事がしやすい環境だなという印象でした!
そして現在新卒採用を担当している山口さんに勉強を開催していただきました。
社会人の方からこうして勉強会を開いて頂けるのはほんとにありがたい機会ですよね。
こういう機会は本当に大切しましょう。
勉強会では質問をはさみつつ、途中でグループワークやパネルディスカッションを行ったりなど充実した内容でした!
午前パートと午後のパートに分かれていましたが、
今回は午前パートの方を紹介します。
今回中心に学んだ内容は「仮説の立て方」です。
マクロミルが行っているようなマーケティングリサーチを行う上で特に重要なのは、「仮説」を立てることです。
なぜ仮説を立てるのか?
問題点と改善案を考えるために必要だからです。
もちろん仮説はたくさんあった方がいいです。
それだけ問題点が多く浮かび上がっている方が改善案も考えやすいですしね。
例えばカルビーのじゃがりこを例に説明します。
じゃがりこといえば、誰もが食べたことがある定番のスナック菓子ですよね
じゃがりこ発売以前はスナック菓子市場は下降傾向だったそうです。
しかしじゃがりこが発売したことによって売上げは一気にあがったとのこと。
すごいですよね
ではじゃがりこはいままでのスナック菓子とどう違うんでしょうか?
ちょっと考えてみてください。
なんとなくでもわかりますよね
答えは、製品パッケージとスティック状のスナックです
ではなぜカルビーはわ・ざ・わ・ざこんな形状のお菓子にしたと思いますか?
ふつうに考えたら別にいままでの袋状のお菓子袋で良いと思いませんか
そっちの方がたくさん量も入りますしね
はい。
もちろん理由があります。
まず前提条件としてスナック市場の売上げが落ちています。
ということは、スナック菓子の製品にお客さんが買わない理由があるわけですよね。
考える理由として、色々仮説が立てられると思います。
そこで今回教わったフレームワークを紹介します。
主に3C分析とSTPを組み合わせたものです。
3C分析やSTPが分からないという人はMBAマーケティングで復習しておいてくださいね。
★ターゲットとする顧客層→問題点から浮かび上がってきたターゲット顧客について
★顧客の嗜好・態度の変化→問題点から浮かび上がってきた顧客の今の時代の顧客の好みや行動について
★ライバルの状況→現在の競合他社の状況について
★自社の方向性→以上の3つを踏まえた上で自社がとっていく戦略について
あくまで一例ではありますが、僕の解答を載せておきます。
あなたの考えたものと比較してみてくださいね。
もちろんこれが正解とは限りません
そしてこれらの仮説を検証するためにマーケティングリサーチを行う必要がありますよね
そこでマクロミルのようなリサーチ会社が一役買ってくれるわけです。
実際に市場に聞いてみてその答えをもとに仮説を修正したり受け入れたりしていきます。
じゃがりこの他にも
FOGBAR(uno・資生堂)
で演習を行いました。
FOGBARのようなスプレータイプは最近あまり広告をみなくなりましたね。売上げも落ちているようです。
なんでだと思いますか?(問題点)また、どうすれば売上げはあがると思いますか?(改善案)
売上の構成要素である、
売上=客数×客単価×購入回数
を基に考えるとわかりやすいんですが、これについてはまた今度ふれます。
ちょっと考えてみてください。
まーけんのみんなの意見はこのようになりました。
1班
問題点:使用シーンが不明確
改善案:ではCM・広告で使用シーンをより打ち出せば使ってもらえるのでは?
2班
問題点:サイズが大きいものしかない→試しづらい・持ち運びづらい・クリームタイプに慣れていてスプレータイプは新規ユーザーのハードルが高いのではないか
改善案:安価でミニサイズを出せばよいのではないか
3班
問題点:スプレーである理由が不明確
改善案:外でスプレーを使えば水がいらない・手軽である
ワックス初心者である中高生向けに売ればいいのでは?
4班
問題点:コミュニケーション(CM)で具体的な用途提案ができていないのではないか?
改善案:もっとはっきり使用シーンがわかる宣伝を!CMでタレントを使用するのではなく、具体的な使用シーンを明確にすべき
あなたの考えた答えと比べてみてください。
そしてぜひ上記のフレームワークをガンガン利用して自分の中に落とし込んでくださいね。
ではまた次回!( ´ ▽ ` )ノ
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