2012年12月16日日曜日

3年最終勉強会!そして。。


こんにちは。
3年のおおやまです。

ぼくがまーけんブログで記事を書くのは今回が最後になります。


月日は早いものですね。
12月の初めに僕たち三年生はまーけんを引退いたしました。


12月3日の幹部交代式の日に至までの間は勉強会の尺をいただき僕たち三年生が最後のプレゼンを後輩たちへさせてもらいました。

主に3年最終プレゼンの内容としては、

しぶや「経営科学」
おおやま「カラオケ×マーケティング」
りさ「CSRについて」
いかり「経営戦略」
やました「スポーツビジネス」
きしだ「行動経済学」
ひらた「"はやりもの"今昔物語」


というラインナップでした!!


今回は3年勉強会を代表して、ひらたの勉強会の内容を紹介させてもらいますね。

皆さんが生きてきた中で流行のものというは色々とあったと思います。

今現在流行っているものというと、あなたは何を思い浮かべるでしょうか・・・?

iphone?
スマホ?
タブレット?
LINE?
ユニクロ?
ホワイト家?
Facebook?
twitter?
スマート化?
クラウド化?
GREE?
DeNA?
震災?
東北復興?


色々とあるとは思いますが、代表的なのはIT系の商品・サービスなイメージが強いですよね。



ここ数年でスマホやタブレットを持ち、その便利さを享受している方は周りの人を見ても一目瞭然です。



ですが、僕たちの生まれた1990年代は全く違うものが流行っていました。




まーけんのみんなは「ああ~!そんなの流行ったな~!」となつかしの声が勉強会ではあがっていました(笑)




例えば「テレビゲーム」
1990年 スーパーファミコン発売
1995年 セガサターン・プレイステーション発売



これ以降はキャラクタービジネスが発展していきます。
例えばこんなキャラクターたち。


大学生の人にとっては懐かしいキャラばかりですよね。
ぼくも小学生の頃、ポケモンなどクラスの友達とはまっていました。
デジモンたまごっちなども小学校で大流行してましたよね。

そして、2000年代にはいるとキャラクターからこのような商品へと移り変わります。


2000年代にはいると、ハイパーヨーヨービーダマンベイブレードなど昔なつかしの商品を現代版にアレンジしたような商品がヒットするようになりました。
とはいえ、90
年代と比べるとインパクトは薄い印象ですねー。

2000年代後半になると、また新しい商品が登場するようになります。

ご存知、nintendoのwiiや、子供が職業体験ができるキッザニアなどがヒットしました。
wiiは発売当時では革新的な商品でしたね。




「ゲームは子供がやるものだ」というイメージを一気に壊して新しいターゲット(ブルーオーシャン)を開拓したマーケティングでもよく取り上げられる事例の1つです。
主に体を動かすという「ゲームとヘルスケア」の要素をうまく融合させています。




キッザニアも面白い取り組みですよね。子供たちに「遊びながら職業体験」をさせるというもので、各業界の有名企業が出展して子供たちへの職業体験の場を提供しています。
これ大学生向けにやっても受けると思うんだけどなあ。僕の子供の頃にもこんなサービスが欲しかったです(笑)


ここで注目してほしいのは「かけ算」という要素です。
2000年に入りあらゆるアイデアが出尽くされて中々ヒット商品というものが作り出しづらい状況になってきています。


しかし、wiiやキッザニアの事例をみてもらってわかる通り、考え方によってはヒット商品が生み出せないわけではありません。


博報堂の加藤昌治さんが、書いた『考具』という本にはこのような言葉が載ってあります。



「アイデアとは既存の要素の組み合わせ以外の何物でもない」



つまり、アイデアというのは今既にあるものと何かを組み合わせれば何でも新しいものになりうるわけです。


今の時代ITと掛け合わせることで新しい媒体が生まれようとしてますよね。
例えば、ゲーム×ITでネットゲームやソーシャルアプリという新しいゲームのかたちができました。
本×ITで電子書籍が生まれました。



最後のまとめとして、
これからの時代は、
「かけ算の時代」と「集合知」の時代になるということでした。

集合知とは、大勢の人が情報を持ち寄り、意見や議論を交わすことにより、ブラッシュアップされて新たな付加価値を持つ情報や言説が生まれることをいいます。インターネット百科事典「Wikipedia」やソーシャルブックマーク、Linuxなどのオープンソースソフトウェアの開発過程などがその代表的な例です。2005年以降のWeb2.0ブームの中で注目を集めるようになりました。


はい。



以上が勉強会の内容となります。




冒頭でも書きましたが、これが僕の更新する最後の記事になります。
時間が経つのは本当にあっという間ですね。


今でも1年のころはマーケティングのことなんて全くわからないままあたふたしたり、先輩方に色々教わりながらも、合宿にいったりとか、みんなで馬鹿やったりしたころの思い出が鮮明に思い出せます。
そして2年生、3年生になって後輩たちもたくさん入ってきてくれて、自分たちがサークルを運営する側になりました。



そして引退。



まーけんでは本当に楽しくも学びある日々を過ごすことができました。
まーけんと出会えて本当に良かったと思います。大変感謝しています。

これからのまーけんは後輩たちに託したので、また新しいまーけんの形を作ってくれるのが楽しみです。




最後に。。


まーけんは、

「Freedom&Diversity」

をモットーとしています。

各人が何をやっても自由だし、どんな人でも受け入れます。

やりたい活動があれば積極的に声をあげてほしい。それは遊びでも渉外活動でも何でも構いません。
そしてどんな人がいても認め合い、受け入れる

人が変わってサークルの雰囲気などは変わり続けるものですが上記のモットーのもとまーけんはこれからも続けていってもらえればと思います!




先輩方、OBの方、本当にお世話になりました。
同期、後輩たち、本当にありがとう。


そしてこのまーけんブログを読んでくださった方ありがとうございます。



これからもまーけんの活動を見守っていただけると幸いです!



では、またどこかでお会いしましょう( ´ ▽ ` )ノ

2012年11月6日火曜日

11/05 清水社長講演会!


こんにちは。
社学3年のおおやまです。





今回は、元リークルトエージェントの取締役常務執行役員であり、現在は就職支援を行っているDEiBA Companyを立ち上げ社長を勤められている清水さんに講演を行っていただきました!



清水さんには、
前半:じゃらんnetから考える新規事業の立ち上げ方
後半:自分自身のキャリアを考えよう

という、内容のお話をしていただきました。

リクルートで学んだビジネスにおける考え方や、マーケットに参入に際して大事なことなど新規ビジネスに関してのことを色々と教えていただきました!

今では誰もが知っているインターネットの宿泊サービスである「じゃらん」を例にとり、どのようにして「じゃらん」が生まれ、どのように現在までの地位に昇りつめたのか。その経緯をお話いただきました。

大変おもしろかったですが、スペースの都合でこちらは割愛します。

さて、後半では僕たち就活生のためのお話でした。

現在の日本の就職における問題点を中心に伺うことができました。


問題点というよりかは、学生側の就職に対する認識の浅はかさといった方がよいでしょうか。




具体的にお聞きした内容を説明します。



現在の就活というのは、12月にリクナビ・マイナビがオープンします。
以前は、10月でした。しかしいまは12月からです。
なぜかというと、経団連が、「学生の本分は勉強だから」と遅らせたからです。
注意してほしいのは、日本社会は建前と本音を使い分けているということ。
総合商社はなぜか4月に内定が出ます。4月に面接が始まるのに4月に内定なんてすぐ出せませんよね。
また、外資は経団連に入ってはいませんので無視して独自に選考を始めています。
もう外資コンサルはエントリーを締め切っているところが多いですよね。
日本の企業だって表では12月から新卒採用を始めることを公表していても、裏では早くから優秀な学生を囲い込んでいるなんて普通にありえますよね。



そして僕たちがわかっているようでわかっていない日本の採用システムとキャリアについて。
そもそもとして、日本の就職システムには採用の種類が2種類あります。
キャリア採用とポテンシャル型採用です。
キャリア採用とは、理系の研究職といった大学の専攻をそのまま職をすること。
ポテンシャル型採用とは、学生の潜在能力をみていることになる。たいていはこっちです。
ポテンシャル型採用で見られることは、「学生の性格」と「基礎能力」の2つです。
なぜ日本がポテンシャル型採用なのかというと、日本のキャリアシステムはゼネラリスト型だからです。



ゼネラリスト型とは、水平方向に色んな職種を経験し、上の役職へ上がるタイプです。つまり色々な仕事を経験して昇格するタイプ。日本のキャリアシステムはこちらにあたります。
それに対して、スペシャリスト型というキャリアシステムがあります。アメリカなどで取り入れられています。これは専門分野の仕事に特化して専門性を高めるというキャリアシステムです。



そして就活生に陥りがちな例として、「大手志向」があります。
例えば「業界研究」という言葉がある。
しかし、清水さん曰く「業界研究は意味がない。」
なぜなら現在の業界の順番が書いてあるだけだから。
それなら業界1位が一番良いのか?それはイエスにはならないはずである。



業界を絞るということは自分の選択肢の幅を狭めることになります。
早い時期に色々な企業を知る、知ろうとする行為が重要である。その結果、就職に広がりができる。
就職は絞ることではなく広げること。色々と面白い企業が存在するということを理解すること。
ということでした。



つまりは、学生がそういう「箱」から入っているということ。
恋愛でいうならば、「身長は175cm以上で東大卒じゃないと付き合いたくない!」と決めつけているようなものである。
恋愛がそういう箱で決まるのではないように、企業もそういう箱から入るべきではない。



例えば、かつての大手家電メーカーである、
シャープは3500億円の赤字
パナは7000億円の赤字
を出しています。
これで本当に「大手=安定」となんて言えるのでしょうか。

入社して3年以内に30%が退職
ミスマッチは常に発生している。

これが現実です。



それとは別に、「就活が12月まで伸びて2ヶ月間就活考えなくてすむぜ!」と思う学生によく陥りがちな傾向について説明します。
12月になって友達が焦り出し自分も焦りだす。とりあえずエントリーしなきゃと思うことでしょう。そうすると学生はどういう企業にエントリーするでしょうか。それは自分の知っている企業、すなわちBtoCの企業ばかりエントリーすることになります。

例えば、食品メーカーがまさにそうですよね。
食品のカルピスには、たった13人しかとらないのに5万人もの応募が来てしまうそうです。
おそろしや。
つまり僕らにとって身近な企業(BtoC)はライバルが圧倒的に多いわけですね。
最悪、有名企業ばかり受けてすべて全滅もありえます。

ですが、世の中にはBtoCの企業だけではないですよね。
BtoBの企業だって山のようにあります。
けど学生は受けない。なぜならBtoBの企業を知らないから。
この記事を書いている僕だって正直BtoBの企業はあまり知りません。
知る機会自体がほとんどないですからね。

だから、新聞を読む。ビジネス誌を読む。社会人と会う。

そうやって企業について知ることが重要とのことでした。



ここからは僕の感想です。
正直、「働く」ってなんなんでしょうね。
社会に出たことない僕にはまだ実感が湧きません。
そして就活に対する考え方。
清水さんのご意見は大変参考になります。就職観が変わる思いでした。
けど「やはり大手は良い」という考えもあります。

大人の意見は様々です。ある大人は「○○はすべきでない!△△をしろ!」と言っているのに、別の人は「△△ではなく、○○をしろ!」と言っていることなんてざらにあります。
例えば大学受験の攻略法とか予備校講師の話や合格体験記を見てみると、そんな感じだったのではないでしょうか。

色んな意見を吸収していって、「おれはこう思うから、こう行動しよう!」と自分で決断するしかないのかなとも感じました。
結局はすべて「自己責任」ですしね。
色んな意見を取捨選択して自分のスタイルに合うものを選べばいいと思いました。
でもわからなくても、真剣に向き合わず行動をおこさなければ何の進歩もしないのは確かだと思います。
この記事を見てくれた大学生に何かしらの役に立ってもらえればと思います( ´ ▽ ` )ノ





最後に、清水さんが経営しているDEiBA Companyと清水さんのブログを紹介します。


DEiBAカンパニーでは主に就活生のサポートと企業の学生とのマッチングをお手伝いする事業を行っています。学生と企業がうまくマッチングするためのサービスですね。
中心となっているサービスの1つは、1日にたくさんのグループディスカッションを学生が行い、その様子を企業の採用担当の人が見回り自社の採用要件を満たす学生にはその企業が学生に直接オファーを送ります。そうすることで、学生は幅広い企業と接触できるチャンスがもらえ、企業側も自社に欲しい人材を見つけることができるという双方向にメリットがあるサービスです。
興味ある方はHPからエントリーしてみては( ´ ▽ ` )ノ

そしてこちらは、清水さんが書いているブログです。

内容がとてもためになる上に、面白いのでチェックしてみてください。就活生は読むべきです。

では今回は以上です。
また次回!

2012年11月3日土曜日

10/28 compass2012〜夜明けをさぐる旅〜


こんにちは。
社学3年のおおやまです。


今回はまーけんの大イベントcompass2012について書きます!




10月28日(日)に明治大学のアカデミーコモンのホールにて(株)JTB法人東京 様主催のcompass2012が開催されました!

主な参加団体として、
明治大学商学部ゼミナール協議会
早稲田大学マーケティング研究会
慶應義塾大学経済新人会マーケティング研究会
日本学生観光連盟
Dreamer Train
など多くの団体の参加により形になりました。

当日の流れは、
開会が行われ、新事業を提案する6チームの学生のプレゼンの後、福島県立福島高等学校の学生によるプレゼンテーションが行われました。




まーけんからは、2年の小泉率いる[このまいまいって群馬産?]チームが決勝でプレゼンを行いました!


その他に慶応から2チーム、明治から2チーム、産業能率大学から1チームの合計6チームのプレゼンが行われました。

結果は、、、


1位 産業能率大学 For yourself 「パパっ娘プログラム」
2位 慶応大学 KCAS「Let me be your guide」
3位 慶応大学 蒼星の五闘神 「お写んぽカメラ」

まーけんは残念ながら、TOP3に入ることはできませんでしたがプレゼンやりきることができてようで何よりです!



そしてJTB法人東京社長である川村益之さん、まーけんのOBであり元テイカ株式会社常務取締役の清水俊秀さん、そして株式会社trippieceCEOの石田言行さんの全く世代の異なるお三方によるパネルディスカッションが行われました!


パネルディスカッションは内容が濃かったですよ!

パネルディスカッション中は背後の大きなモニターにtwitterのタイムラインが表示され、モデレーターの学生が質問を適宜取り上げるという形式をとりました。観客側も質問を飛ばしたり、話の感想や意見を書いたりと双方向で参加できて楽しかったです^^

今回のコンテストの主旨である、「やりたいことが見つからない」学生のためのメッセージとしてこのようにおっしゃられていました。

[やりたいことの見つけ方]
<川村さん>
色んな人と会う
違う価値観を知ること

そこでやってみて違うと思ったら修正したらいい
学生はいくらでも取り返しがつく
より挑戦をしていくべき

今日で得たやる気・情熱を忘れないでほしい
社会に出て起業するかもしれないが、企業に入り組織に入ったら情熱を失くしてしまうかもしれない。
それでも今日で得た情熱は忘れないでほしい

<清水さん>
親兄弟・親戚・先輩と会う
人と会う
本を読む

<石田さん>
やってしまうこと。
考えずに。
違うならば変えればいい

やりたいことは、自分のためじゃないと今の世代は動かない
だから、難しいことばかり考えないで行動してみればいい。
たぶんなんとかなるから。
ただし、選んだ選択に対して努力すること。




ときには、考えすぎずやりたいことがあれば行動してしまった方がいいということでした。
学生でいられる時間は短いですしね。




1、2年生が中心になり創り上げてくれたcompass2012は無事閉会を迎えることができました!
引退前に後輩たちの頑張る姿をみれて良かったです( ´ ▽ ` )ノ



まーけんはまた通常活動に戻りますが、引き続き情報発信していきます!!
ではまた次回に!

2012年10月31日水曜日

10/22勉強会:『LOVE広告 〜LOVEまーけん〜』


こんにちは。
社学3年おおやまです。

今回の勉強会は、僕と1年の古家のコラボ勉強会です!






























取り上げた内容は、「なぜ広告に芸能人を起用するのか?」です。



身近にある、
電車の中吊り広告
テレビで流れるビールのCM
新宿駅や渋谷の109で見るような巨大な広告
などで芸能人が企業の自社製品を宣伝していることがよくありますよね。




なぜ芸能人に商品の宣伝をさせているのでしょうか。




別に有名じゃない一般人の人が宣伝しても何も悪くはないし、お金も節約できますよね。




これにはやはり理由があります。




今回の勉強会では、芸能人を起用する理由を説明しつつ、最後にグループワークをして芸能人を起用することについてまーけんのみんなに考えてもらいました。



結論からいきます。



芸能人を起用する理由は、2つあります。

商品を覚えてもらえないから!

商品を覚えてもらいやすいから!

の2つです。

この2つが今回伝えたかったキーワードになります。

キーワードについて詳しく説明します。

まず、「覚えてもらえない」というのはどういうことでしょうか。

2009年度のCMデータバンクの調査によると、モニターの消費者が好感を持ったと答えたテレビCMのうち、その約7割が「出演者・キャラクターに好感を持った」ことが理由に挙げられています。

「商品に好感を持った」や「宣伝文句に好感を持った」より多い結果となっていたそうです。

この調査から、日本人は商品に興味を持つよりもタレントに興味を持ってその広告を見てついでに商品を記憶しているとも捉えられるのではないでしょうか。


率直に言ってしまうと、商品はどうでもよくて芸能人が出てるから広告に目が見くというようにも捉えられると思います。



とはいえ、appleやユニクロなどの企業のCMは別に有名人が出ていなくとも印象的ですよね。芸能人を使うだけが有効というわけでもないわけです。



そもそもタレントを使わないで商品を覚えてもらえるなら、日本においてこんなに広告に芸能人は使われるはずがないですよね。



ビールの広告なんか絶対といっていいほど芸能人とビールが一緒になっていますし。



あなたも、AKBやジャニーズがCMなどにでていれば、「ちょっと見てみようかな?」といった気になって広告をじっくり見るという経験があるのではないでしょうか。



それだけ、日本において芸能人の広告というのは視覚での強い第一印象を与え、よりイメージに残るプロモーションが可能ということですね。



マーケティングの目的は最終的には顧客に購買させることですが、顧客の購買特性や顧客が購買に至るまでの購買行動プロセスを知っておいて方がいいと言われています。


つまり、「知らない」という遠くはなれたところから、「購買」という段階まで消費者の心理を導いてあげる必要があるわけですねー。


まあそれがそんな簡単にはいかないから苦労するわけですが(笑)


今回はその購買プロセスをAIDMAを使って説明しました。


MBAマーケティングの第8章に載っているのでそちらご参照で。


そして、最後にみんなにも広告プランナーになってもらい、芸能人を使った広告を考えるグループワークを行いました!


お題はオランジーナです。






あなたなら、誰をターゲットにして、どの芸能人を起用した広告を作りますか?





まーけんでは各班、世代ごとにターゲットが異なっていて、幅広い芸能人のアイデアが出て面白かったです。
ざっと上げると、


えなりかずき
ベッキー
ジダン
ジローラモ
西野カナ
加藤ミリア
ローラ
伊東四朗
などなど・・・


とこんな感じで色々です(笑)

まとめると、芸能人を使う理由としては、

商品を覚えてもらえないから!

商品を覚えてもらいやすいから!

の2つを覚えてもらえればと思います。


AIDMAも気になったら調べてみてくださいね。






次回は、まーけんの一大イベントであるcompass2012の内容について書きます!

1,2年生たちが中心となって創り上げてくれたイベントです。

無事成功して何よりでした。

それではまた次回に!

2012年10月16日火曜日

10/15勉強会:『俺たちの探プロ〜じっちゃんの名にかけて〜』




久しぶりの更新です。

こんにちは。社学3年のおおやまです。


後期もまーけんはしっかり活動しております!(^-^)/

現在は「通常勉強会」と「compass2012」の決勝に向けての活動が中心ですね。




さて、今回の内容は、
一年の樋川と伊藤がプレゼンしてくれました。

2人ともプレゼン上手でした。
これからの成長が楽しみです。

勉強会の内容は、

「探偵」

です。

探偵?





探偵というと、ほぼコナン君金田一少年にイメージを洗脳されている昨今ですが、実態はどうなんでしょうね。



探偵という職業は、何をやってどう宣伝してどう収入を得ているんでしょうか。




主に探偵が行っているのは、
素行調査が60%
その他40%



とのことでした。
素行調査の主な内容は、「浮気調査」「素性調査」などです。



名探偵コナンみたいに事件を解決するかと思いきや、
どろどろな人間関係に介入するビジネスといった感じでしょうか・・・?笑



意外とそれだけではないようですよ。



探偵ビジネスを
4Pで見ていきましょう。

<Product>
BtoCとBtoBがあります。
BtoC:浮気調査・取材調査・家出人探索調査など
BtoB:企業信用調査・人事調査・市場検査など

BtoBの内容は意外ですよね。リサーチも探偵はしてくれるようです。
マーケティングリサーチに特化した企業がある現在で、どれくらい探偵に仕事の受注が来ているのでしょうか。謎です。

<Price>
探偵一人あたりなんと、1日10万~20万の費用が必要です。
まあ、交通費や人件費、証拠DVDなどの作成もろもろ込みで、ということでしょうね。

<Place>
主に以下のプロセスをたどります。
電話
カウンセリング
調査計画の提案・契約
調査開始
調査終了
アフターケア
ちなみに探偵事務所ではなくカフェで待ち合わせを提案する探偵は危ないらしいです(?)
気をつけましょうね!( ´ ▽ ` )ノ

<Promotion>
テレビ・ラジオ・メディア・ポスター・ティッシュなど
例えばこんなのとか見た事ありますよね


Priceを見て分かる通り、すごい高いですよね。
これで、探偵を2人雇って5日間調査を行ってもらう場合、費用は、
15万×2日間×5日間=150万
かかるという計算になります。

探偵ビジネスの収益モデルは成功すれば右肩上がりのハイペースで毎年稼ぐ事ができるそうです。
探偵養成学校もあるようですよ。

しかし、探偵業の現状としては、一年で
新規約1000件
廃業約700件
という数値で生まれたり消えたりしているようです。

成功すればいいペースで稼げる、でも廃業のリスクも高いかも・・・?

ここで大事なのは、Promotionです。

事務所を開業したとしても、自分が探偵ビジネスを行っていることをターゲットに認知させなければ誰もサービスを購入してはくれませんよね。

多額の出費になっても恐れずプロモーションを続けて地道に認知を増やしていくのが堅実な道のようです。

ここをケチると廃業するリスクが高いとか。

普段私達が使わない「探偵」というサービス。
素性調査や浮気調査みたいな大っぴらにはできないサービスだけではなく、気軽に使えるサービスを提案して消費者に認知させれば新しい探偵の形が実現できるかもしれないですね。

以上「探偵」についてでした。



さて最後にお知らせです。
私達、早稲田マーケティング研究会も参加&運営する新事業提案コンテストのcompass2012が10月28日(日)明治大学にて開催されます!

刺激を受けられる良い機会だと思います!
行ける方はぜひ観に来てくださいね。

以下、告知文です。
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◆◇JTB法人東京主催◇◆
学生対抗新事業提案コンテスト【compass2012~夜明けをさぐる旅~】観覧者大募集!!!!
☆観覧無料☆

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◇【compass2012】とは…???
明治大学ゼミナール協議会、早稲田大学マーケティング研究会、慶應義塾大学経済新人会の学生を中心に運営し、早慶明その他の大学生が、(株)JTB法人東京に新事業を提案するコンテストです。

去年から始まったコンテストで、まだ周知されてない部分もあると思いますが、
昨年度優勝チームのビジネスプランは、JTB法人東京で実際に事業化が進められています!!!
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◇夜明けをさぐる旅~とは??

今大会のコンセプトは、
【一人ひとりの闇を照らす】
です。
・何かをしたい!と思っても行動できない…
・将来どうするの?どうやったら就職できるの?
・今、自分がすべきことって…?

そんな一人ひとりの心のモヤモヤを今大会で払拭させます!!

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◇主なコンテンツ
・6チームによるプレゼンテーション

(チーム所属)
早稲田大学、慶應義塾大学、明治大学、産業能率大学、【全国学生環境ビジネスコンテスト】em factory

・パネルディスカッション

“なう”“わず”“うぃる”の各世代ゲスト×学生モデレーター

“なう”世代代表
(株)JTB法人東京代表取締役 川村益之様

“わず”世代代表
(株)テイカ 元役員 清水 俊秀様

“うぃる”世代代表
(株)trippiece CEO

石田 言行様


◆◇Twitterで【あなたの意見】を投稿できる!!!
あなたの意見にゲストが答えてくれるかも…!?◇◆

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あなたの*モヤモヤ*を晴らしてみませんか…??

☆観覧費、無料!!☆
観覧者大募集です!!

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【日時】10月28日(日)13:00~
【会場】明治大学アカデミーコモン
(JR「御茶ノ水」駅から徒歩2分、都営線、東京メトロ半蔵門線「神保町」駅から徒歩8分)
【主催]
株式会社 JTB法人東京 
【協力】
明治大学ゼミナール協議会
早稲田大学マーケティング研究会
慶應義塾大学経済新人会マーケティング研究部
日本学生観光連盟
Dreamer Train 他

【観覧費】無料

【観覧申し込み】http://compass2012.net

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compass2012運営委員会

ではまた次回で!

2012年7月15日日曜日

マクロミル勉強会!


こんにちは
社学3年おおやまです。

今日は対企業活動としてマーケティングリサーチを行っているマクロミルの本社にお邪魔してきました!
オフィスがきれいでとても仕事がしやすい環境だなという印象でした!

そして現在新卒採用を担当している山口さんに勉強を開催していただきました。


社会人の方からこうして勉強会を開いて頂けるのはほんとにありがたい機会ですよね。
こういう機会は本当に大切しましょう。


勉強会では質問をはさみつつ、途中でグループワークやパネルディスカッションを行ったりなど充実した内容でした!



午前パートと午後のパートに分かれていましたが、
今回は午前パートの方を紹介します。



今回中心に学んだ内容は「仮説の立て方」です。



マクロミルが行っているようなマーケティングリサーチを行う上で特に重要なのは、「仮説」を立てることです。



なぜ仮説を立てるのか?




問題点と改善案を考えるために必要だからです。




もちろん仮説はたくさんあった方がいいです。



それだけ問題点が多く浮かび上がっている方が改善案も考えやすいですしね。




例えばカルビーのじゃがりこを例に説明します。

じゃがりこといえば、誰もが食べたことがある定番のスナック菓子ですよね

じゃがりこ発売以前はスナック菓子市場は下降傾向だったそうです。

しかしじゃがりこが発売したことによって売上げは一気にあがったとのこと。



すごいですよね



ではじゃがりこはいままでのスナック菓子とどう違うんでしょうか?




ちょっと考えてみてください。




なんとなくでもわかりますよね





答えは、製品パッケージとスティック状のスナックです




ではなぜカルビーはわ・ざ・わ・ざこんな形状のお菓子にしたと思いますか?

ふつうに考えたら別にいままでの袋状のお菓子袋で良いと思いませんか

そっちの方がたくさん量も入りますしね


はい。


もちろん理由があります。




まず前提条件としてスナック市場の売上げが落ちています。


ということは、スナック菓子の製品にお客さんが買わない理由があるわけですよね。



考える理由として、色々仮説が立てられると思います。



そこで今回教わったフレームワークを紹介します。



主に3C分析STPを組み合わせたものです。



3C分析やSTPが分からないという人はMBAマーケティングで復習しておいてくださいね。



★ターゲットとする顧客層→問題点から浮かび上がってきたターゲット顧客について

★顧客の嗜好・態度の変化→問題点から浮かび上がってきた顧客の今の時代の顧客の好みや行動について

★ライバルの状況→現在の競合他社の状況について

★自社の方向性→以上の3つを踏まえた上で自社がとっていく戦略について



あくまで一例ではありますが、僕の解答を載せておきます。


あなたの考えたものと比較してみてくださいね。



もちろんこれが正解とは限りません

そしてこれらの仮説を検証するためにマーケティングリサーチを行う必要がありますよね

そこでマクロミルのようなリサーチ会社が一役買ってくれるわけです。

実際に市場に聞いてみてその答えをもとに仮説を修正したり受け入れたりしていきます。

じゃがりこの他にも
FOGBAR(uno・資生堂)
で演習を行いました。


FOGBARのようなスプレータイプは最近あまり広告をみなくなりましたね。売上げも落ちているようです。









なんでだと思いますか?(問題点)また、どうすれば売上げはあがると思いますか?(改善案)


売上の構成要素である、

売上=客数×客単価×購入回数

を基に考えるとわかりやすいんですが、これについてはまた今度ふれます。




ちょっと考えてみてください。







まーけんのみんなの意見はこのようになりました。
1班
問題点:使用シーンが不明確
改善案:ではCM・広告で使用シーンをより打ち出せば使ってもらえるのでは?

2班
問題点:サイズが大きいものしかない→試しづらい・持ち運びづらい・クリームタイプに慣れていてスプレータイプは新規ユーザーのハードルが高いのではないか
改善案:安価でミニサイズを出せばよいのではないか

3班
問題点:スプレーである理由が不明確
改善案:外でスプレーを使えば水がいらない・手軽である
ワックス初心者である中高生向けに売ればいいのでは?

4班
問題点:コミュニケーション(CM)で具体的な用途提案ができていないのではないか?
改善案:もっとはっきり使用シーンがわかる宣伝を!CMでタレントを使用するのではなく、具体的な使用シーンを明確にすべき


あなたの考えた答えと比べてみてください。

そしてぜひ上記のフレームワークをガンガン利用して自分の中に落とし込んでくださいね。

ではまた次回!( ´ ▽ ` )ノ

2012年6月30日土曜日

まーけん2012年度OB総会


まーけん2012年度OB総会

こんにちは。
社学3年のおおやまです。



本日は早稲田マーケティング研究会のOB総会を行いました!

OBの方達や大学卒業した先輩方と会える貴重な時間です。


まーけんも54代と長い月日のもと成り立っています。

今の僕たちがまーけんにいれるのも先代のOBの方達や僕たちの代より前の先輩たちのおかげですね

その感謝の気持ちを忘れたくないものですね。

そしてこういう機会を増やしてもっとOBの方との交流を深めていきたいですね。




今回はOBの方に言われた学生時代に身につけておきたいスキルを紹介して終わりにしたいと思います。


<学生時代に身につけておきたいスキル>

それは、


英語

とのことでした。

というのもこれから企業はグローバルな市場に乗り出さなければ食っていけないからです。
英語は働く上での必須スキルとなるわけです。

嫌でもそういう時代は来ますし、むしろ来るべきです。



へぇーなるほどー

たしかにー

と思いますよね

では、

そうとわかれば、




あなたは何をしますか?






たぶんあなたは何もしません。





この記事をここで編集を終わりにしたら、



あなたは英語の勉強をせず普段の生活に戻るでしょう。





なぜでしょうか?



ではどうすれば勉強するのでしょうか?





これは筋トレと似ています。
筋トレはいってみればただの苦痛です。
息がつらくなったりしながらでも体に負荷を与え続ける

そんな行動まず取る必要もないし、取りたくもありません。

でも

それでも筋トレする人は後を絶ちません

ジムに通う人はなんで筋トレをしているんですか?

それは将来理想の体型や健康な身体を得られるというリターンを見越してやっているからです

いってみれば「投資」をしているんです

「投資」とは将来リターンを得るために今の自分の資金や力をつぎ込むことです。

だから筋トレも「投資」なんです


英語も会計学も同じ「投資」です

英語なんて普通に日本で住んでれば必要ありません。

しかも大学生活はサークルもあるしバイトもあるし、友達との遊びもあるし、他にやりたいこともあるし・・・

ってことで

やらない理由をあげればきりがありません

だから人に何かをやった方がいいよと言われてもやらないわけです。

じゃあどうすればやるようになるのでしょうか。



「目的と目標」を決めることです。



英語も筋トレも「手段」であるということ

大事なのは、その「手段」をつかって何をしたいのかということです


だからまず初めにやるべきは「目的と目標」を決めることです。


[目的]将来は、海外で世界中の人と一緒に働きたい!
[目標]じゃああの外資系の会社で内定をもらおう!
しかし英語でTOEIC点数が800点ないと足切りをされてしまう。
ならば英語を勉強する必要があるな。TOEIC800点を来年の6月までにとる!
そのためにはまず過去問を解いて自分のできない箇所を調べる必要があるな
(解いた結果)リスニングが足りてないな
じゃあそのために来月にはリスニングスコアが250とれるとれるまで練習しよう
そのためには毎日30分時間をとって過去問のリスニングテストのCDを聴くようにしよう
もう30分とって聴いた文章を音読する時間をとろう


これならどうですか?

英語を勉強しようって思いますよね。

モチベーションもまず落ちることはありません

勉強する理由と目的が明確だからです

筋トレだって同じです。女の子にモテたいとか、スリムな体つきになりたいとかいう目的があるはずです

それを達成する「手段」として筋トレをやる必要があるから、やるんですよね?

この原理を英語でも何でもいいので当てはめてください。

ただ闇雲にやってたってモチベなんて続きませんよ。


はい。


ここまで読んで頂きありがとうございます

社会人が方の多くがおっしゃられているので英語はなんだかんだ言って必要になるのだと思います。

やって損はない投資アイテムだと思います。

3年生になってTOEICスコアとか書きますし、外資系企業を受けるならTOEICの点数で足切られてしまう現実が待ってます。

それさえわかっていてもやらないなんていう人もいると思います。

投資は最終的に自己の欲望を満たすために行うものです

株式投資だってリターンを期待して投資をしているわけですよね

英語を学ぶことで自己のどういう欲求を満たせるか考えてみてくださいね

ではまた次回お会いしましょう( ´ ▽ ` )ノ

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2012年6月24日日曜日

P&G西川さん勉強会!06/18


どうも。
社学3年おおやまです。

今回は、P&Gに勤務されていた西川さんに勉強会を開いていただきました。



P&Gといえばマーケティングの代表格とも企業ですね。



今回お話いただいた内容は主に、

1.P&G に入社するまで
2.P&G に入社してから
3.P&G をやめた後、何をしているのか

の3点でした。



西川さんは現在P&Gを退社後、フリーランスとして活躍されています。


そして現在は新しいwebサービスを立ち上げているとのことです!


サービスが開始されたら紹介しますのでぜひチェックしてみてください。


今回は西川さんの勉強会で紹介されたP&Gのマーケティングについて書こうと思います。



こういったタメになる内容はメモをとったり、記事をコピペするなどして保管おきましょう
そして定期的に見直すことをおすすめします( ´ ▽ ` )ノ



ではいきます。




Marketing is all about Perception Change


マーケティングとは人の気持ちを変える活動である。



例えばコップに半分に水が半分残っているとします。




あなたはそのコップの水を見た時次のどちらかを考えますか


1もう半分しかない
2まだ半分もある


人それぞれに見方が別れると思います。



仮に見方が5:5だとしましょう。


マーケティングではその5:5の気持ちをどちらか一方に気持ちをシフトさせることに意義があります。
この場合だとみんなに水がまだ半分もあると認識(Perception)を変える(Change)ことになります。


また認識を変えさせることで、


あなたにはこの商品が関連性がありますよ
あなたにはこの商品が必要なんですよ


といった興味・関心を喚起させることができます。


詳しくみていきましょう。



insight(インサイト)」という言葉をご存知ですか。


インサイトとは

消費者が本当に求めているもの


という意味です。


似たような言葉でニーズという言葉があります。



どう異なるのでしょうか。



違いは消費者自身が気付いているか・いないかです。


インサイトの場合は、消費者自身が気付いていない潜在的な欲求
ニーズの場合は、消費者自身も気付いている顕在的な欲求


をいいます。



ちょっとややこしいですか。



じゃあ上の説明でややこしいと思って人はこのようにまずは捉えてくださいね。



インサイトの場合は、「あーそうそう!言われてみればたしかに!」
ニーズの場合は、「こういうのが欲しい!」




え、これでも分かりにくい?




ではインサイトを喚起させた具体例で確認して理解を深めましょう。


ファブリーズという有名な商品がありますね

ファブリーズの性能は、布用の除菌スプレーです


一見、それだけ聞いても大したことなさそうですよね。



ではファブリーズはどのようにして消費者のインサイトを喚起させたのでしょうか。

ファブリーズのCMを見てください



このCMではマットレスってどう洗えばいいのかお母さんが困っています

このCMは見ている消費者に



「あーたしかに!いつもシーツとかは洗うんだけどマットレスって洗おうにも洗えないんだよね~。もうずいぶん洗ってないからかなり汚れてるんだろうなあ」



普段は気にしているようで気にしていなかったインサイトに対して呼びかけを行っています。
ここまでがCM前半です。

では後半はどうでしょうか。



お母さんも息子たちも困っています。




そこで救 世 主 登場



お父さんがドヤ顔で

「できるよ」


と一言。



家族たちはみんな

「あーそっか!ファブリーズを使えばこの問題は解決できるんだった!」

と納得しています



おそらくCMを見ているお母さんたちも

「あーファブリーズ使えばいいのね!ちょっとファブリーズ買ってきてきれいにしてみようかしら?」


このCMの流れは以下のようになっています

①「マットレスは普段洗いたくても洗えなかったもの」というインサイトを喚起
問題発生。洗えないマットレスはどうやったら洗えるんだろう。
ソリューションの提示。「ファブリーズを使えば」洗えますよ!と商品をアピール



この30秒間で以上の3ステップを行っています

困っている人に対して解決策を提示する手法はさすがP&Gですね。

もうこのCMで上記に書いた、


なたにはこの商品と関連性がありますよ
あなたにはこの商品が必要なんですよ


という2点を満たしていますよね。



そしてファブリーズは日本で大ヒットをしました
もう僕たちの生活でもおなじみの商品です。



他にも勉強会で
レノア・レノアハピネス
予洗いジョイ
を取り上げていただきました。




同じくインサイトを喚起した商品です。

どのようにインサイトを喚起させているか調べてみてくださいね。



興味を持って能動的に調べてみる・学んでみる
これもマーケティングを楽しむ秘訣のひとつですよ

では今回はこの辺で。

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2012年6月16日土曜日

久保田さん講演会! 06/14


こんにちは。
おおやまです。

今回のまーけんの活動は企業の方に早稲田までお越し頂きました!

JTB法人東京で事業開発部長をされている久保田さんに講演会をしていただきました!

久保田さんは学生サポート事業のDreamer Trainの代表も務められています。






写真に写っているように大人数の講演会となりました(^^)


今回お話していただいた内容は、
①JTBの事業内用と仕事の面白さ
②旅を基軸って?
③JTBの新事業
④JTB社長にプレゼンした新事業提案企画書
⑤新事業提案コンテストの想い

の5点でした。

久保田さんの学生時代のお話から始まり、どういった経緯がありJTBへ入社したのか。
そしてJTBの創業のお話やどういった経緯で現在の事業へと至ったのかなどなど、JTBの新入社員になった気持ちでお話を聴くことができました!


JTB法人東京は、主にBtoBでビジネスを行っています。
つまりお客様は、企業というわけです。


JTBといえば、ぼくたち消費者としては旅行のツアー会社というイメージが強いですが、JTB法人東京のような企業を相手にビジネスを行ってもいるわけですね。


主な事業として、企業向けのマーケティング事業のみならず、教育機関向けや自治体向けのサービスなど幅広く事業を行っています。
ホームページに実際行った事例が載っています。
興味深いので気になる方はチェックしてみてくださいね。



さて今回は久保田さんのお話の中にあった旅の持つ「転地効果」「旅メディア」について紹介します。

まず「転地効果」について。


あなたは旅に出かけている時は普段よりも気持ちが高ぶりませんか。


街のお店に立ち寄って色々買い物をしたり、出店を見かけると記念に何かを買って写真を撮るなんてこともあると思います。


このように普段とは違う土地・環境に行ったときにおこるオープンマインドな状態、つまり普段よりも好奇心が増大する状態「転地効果」といいます。


普段より好奇心が増しているので記憶にも残りやすいわけですね。


だから旅行の記憶というものは何年経っても覚えていることが多いです。


では、

好奇心が増している旅行者の人に商品をプロモーションしたらどうでしょうか?


普段よりも好奇心が増している分、記憶に残してもらえる可能性は上がりますよね。


しかも旅先で見たり食べたり飲んだりしたものを日常の生活に戻ったときにその商品を購入してもらえる可能性も高まります。


「旅」という媒体を通じて商品をプロモーションする。


それが「旅メディア」と呼ばれるものです。


これは商品のプロモーションに限らず、企業がマーケティングデータを集めたいときにも役立ちます。

例えば旅先で爽健美茶のアンケートをとりたいとしましょう。
普段の生活だと「忙しい」などの理由でアンケートがとりづらいことが多いそうです。

しかし旅先だと時間があるためみんな書いてくれることが多いそうです。


新たなメディアの媒体として「旅」という視点で見るとまた新しい発見があって面白いですね。




はい。





最後に、
学生新事業提案コンテストについて紹介します。

これはまーけんの一大イベントのひとつですね。
昨年度からスタートした企画で、久保田さんを始めとしたJTB法人東京様とのご協力のもと実現することができました。

内容は、

「旅を基軸とした無限の可能性に挑戦!」



というテーマのもと大学ごとに(昨年度は早稲田・慶応・明治の3校が参加しました)新事業を考え、競い合うコンテストです。

我らまーけんのチームが優勝を頂くことができました。

なんと昨年度優勝したプレゼン内容が事業化が進んでいるそうです。

自分が提案した内容がほんとに事業化されるとなるとまたモチベーションも違ってきますね。

もちろん今年もまーけんは参加します!

ブログでも情報を発信していくのでぜひチェックしてくださいね。


基礎勉強会も終わり、まーけんは通常の活動に加えてこちらの学生新事業提案コンテストの活動も行っていきます。

いよいよ本格的に動き出すときですね。

ではまた次回お会いしましょう( ´ ▽ ` )ノ

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6月7日MBAマーケティング 第8章 プロモーション


どうも。
おおやまです。

今回はいよいよMBAマーケティング最終回です!


発表してくれたのはまーけんのツイッター王こと2年の古川率いるプロモーション班です!



今回の発表では1年生が自分の体験談や具体例など多く出してくれてとても楽しくきくことができました。



プレゼンをする基本的な心得として、
①相手の目をみて話す
②自分の経験談を話す
③相手に共感してもらえる話をする


といった内容があります。
要望があればプレゼンテーションについてもお話したいと思います。


さて、


プロモーションといってまず思いつくのが、


広告


ではないでしょうか。


広告といえば、


テレビやラジオのCM


雑誌や新聞に載っている商品広告


他にも家に届けられるチラシ、電車のつり革広告。


渋谷で見かけるような大きな看板


などぼくたちの日常には広告であふれています


けど普段はそんなに意識しないですよね。


それは広告がもう当たり前のようになっているということ。


あなたのまわりにどれだけの広告があるか意識して一日を過ごしてみてください。

その数に驚くと思いますよ。

そして自分の中に特に印象に残った広告はチェックしておいてください。

テレビCMなどでもOKです。

その企業プロモーションが上手い企業です。



そういえば似たような話をこの記事でもしましたね。



自分が気になる広告が見つかったら考えてみてください。


「なんで自分はその広告が気になったんだろう?この広告の上手いところはどこなんだろう?」
「企業はこの広告で特にアピールしているところはどこなんだろう?」


こういった顧客目線・企業目線で見ることがマーケティングを学ぶ第一歩です。

まずは自分の好きなものに興味を持ってみましょう

ぼくが気になる広告はアップルのipadのCMですね。


独特のBGMから始まり、
実際に生活のシーンでipadがどのように役に立っているかを映像で流す。
そしてセリフで「あなたがipadを持つとこんなにも日常が彩りますよ」
という顧客に対してipadを持つメリットを伝えている。



そして何より見せ方が上手い。



ipadのCMに出ている人はまるで魔法の道具のようにipadを使用しています。
その姿を見ているとなんだか自分でも持ちたくなっちゃいますよね。

子供の頃にこんな経験ありませんでしたか。

自分の持っているおもちゃよりも友達のおもちゃの方が良いな~
と思ったり。

もしくは

友達が携帯電話や新しいゲーム機をもっていると「おれもあれほしいな~」
と思ったり。

こんな感情は誰しも持ったことがあると思います。

ipadも上記のような心情を換気させるような仕組みがあるのではないかな、と僕なりの分析でした。



他にも電車の中にあるつり革広告で週刊誌の広告がありますが、
あれも妙に気になってしまうことないですか。

あれはコピーライティングがすごい上手いです。
人が思わず読みたくなるようなフレーズがたくさん書いてあります。

自分がどのキャッチコピーに惹かれるか客観的に見てみると面白いですよ




さて、プロモーションについて顧客目線・企業目線で見ることについてお話しました。

MBAマーケティングを開くと上記の広告以外にもプロモーションの手段が書かれています。

どんなプロモーションの手段があるかなどチェックしておいてくださいね。

ほとんど経験したことがあるものばかりでわかりやすいと思います。

最近熱いのはやはり「口コミ」ですね。

ステルスマーケティング、訳して「ステマ」という言葉も一般的になってきました。



そして、ブログやSNSの普及によってぼくたち消費者自身がプロモーションをすることができる立場となりました

いままではCMなど企業側から一方的に情報が提供されるだけでしたが、
消費者からも情報を提供できる双方向のメディアへと形が変わりつつあります。

時代に合わせて企業のプロモーションも変わってきます。

身近な広告で色々プロモーションについて学んだら、今度は時代に合わせた企業のプロモーションをチェックしてみましょう。




繰り返しますが、

まずは身近なものから。


いきなり本なんて読まなくていいですよ。


小学生の頃の心情に戻ってみてください。


まわりの景色は興味や疑問でいっぱいだったと思います。


その感情を持ったうえで本を読んだりして学んでみてください。


面白さは何倍にもなりますよ(^^)




はい。




MBAマーケティングについての記事は今回で以上となります。
読んでくださった方、ありがとうございます。



一年生のみんな、そして一年生を引っ張ってくれた2年生のみんなおつかれさまでした。

毎回しっかり準備をして発表してくれていました。
はじめてのパワーポイントの作成であったり、人前での発表だったりで大変だったと思います。

ぜひ今回の経験を次に活かしてほしいと思います。




次回はJTB法人東京にお勤めになられている事業開発部長の久保田さんが早稲田にてマーケティング研究会で講演会をしていただきました!

その内容について書きたいと思います。

学生の成長を支援するDreamer Trainという事業にも携われています。チェックしてみてください。

では!


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