2012年2月27日月曜日

『夢に日付けを!』から大学生活を見つめる


こんにちは。社学2年の大山です。

今回僕が行った勉強会について書いていこうと思います。
タイトルは「『夢に日付けを!』から大学生活を見つめる」です。
この本はワタミ会長の渡邊美樹さんが書いたものです。好きな本なので紹介がてら取り上げてみようと思いました。


ということでマーケティングとは無縁のお話ですが、ためになると思いますので読んどいて損は無いですよ。

はじめに、この数字を見てください。


1460日


この数字は何だと思いますか。


1460日というのは僕たち大学生が4年間大学生として過ごす日数です。
一見膨大な日数に思えますが、意外とあっという間に4年間は過ぎるってよく言いますよね。

では、この1460日を今日(2012年2月23日)に当てはめると残り何日残っているのでしょうか。
こんな感じになります。


1年生:1126日
2年生:761日
3年生:396日
4年生:31日


どうでしょうか。あらためて残り日数を見るとなんか焦りみたいなものを感じますね(笑)
僕たち2年生ももう半分しか日数は残っていないし、4年生に至ってはもう一ヶ月ちょっとしかないんですねー。
残りの日数を考えれば1年生にとっての1日と3・4年生にとっての1日の価値というものは重みがとても違ってくると思います。


とはいえ1年生にはまだ1000日以上の日数がある。それは時間があれば自分のやりたいこと・達成したいことができる幅が拡がるということでもあります。1000日もあれば何でもできそうですよね。お金を持っていれば行動できる範囲が拡がるのと同じですね。


ここで注意してほしいのは、「時間」というものは消費したらもう一生戻ってこないということです。「お金」は消費してしまってもまた稼ぐことができます。
「時間」というものは神様が僕たちに平等に与えてくれたものです。その「時間」をダラダラと過ごして使うか自分の夢・目標のために使うかはあなた次第なわけです。


そこで今回は「時間を意識して過ごしていますか?」ということをテーマにして話をしていきたいと思います。


さてまず皆さんに知っておいてほしいのは「人生は有限である」ということです。
僕たちは人生において確実にある終着点に近づいてます。


それは「死」です。僕たちは必ず死にます。いまブログを書いている今も確実に「死」というものに少しずつ近づいています。
とはいってもいきなり「死」なんて言われても意識しづらいですよね。


これを大学生活に当てはめるとなんでしょうか。「卒業」ですよね。なんか急にリアルになりましたね(笑)
僕たちはずっと大学生でいるわけにはいきません。いずれ卒業します。(もしくは中退か退学)


限られた大学生活なわけですからただダラダラと日々を過ごすとかなんとなくバイトするよりかは目標や目的を持って遊ぶなり、働くなり、勉強するなりしていきたいですよね。


もちろんこれは大学生活に限りませんよ。一度きりの人生なわけですから目的を持って楽しく過ごした方がいいに決まってますからね。


ではどのように夢(目標)を設定したら良いのでしょうか。
そこで今回参考にした『夢に日付けを!』の「夢をどのように設定するか」というの部分だけざっくり概要だけ書いときます。


1.夢を持つ→数値化すること
2.夢に日付をつける→いつまでにどうなりたいか
3.日常に落とし込む→毎日何をするか
4.手帳に書き込む→3でやると決めたことを書いておく


1.まず夢(目標)がないとはじまりませんよね。壮大な夢でも身近な夢でも構いません。渡邊美樹さんは「ワタミ設立10年で店頭公開」「2000年に東証一部上場」「2008年店舗数1000件」といった夢を設定して見事達成しています。とんでもない人ですね。ここで大事なのは夢達成の期間・目標を数値化しておくことです。数値化することで夢は現実味を持ちます。


そして僕たちもこんな壮大な夢を持ちたいものですが、必ずしも持てるとは限りません。
ですのでまずは身近な夢から設定してみてはどうでしょうか。例えば「マーケティングに詳しくなりたい!」という夢を持つ。
それだけでは何をやっていいかさっぱりです。そこでさらに数値化する。「3月中にマーケティングの本を10冊読む!」と設定する。こうするだけでどうすれば良いか見えてきませんか。


2.夢に期限を設けましょう。さきほどの例でいう「3月中」というやつですね。さらに掘り下げて「一週間にマーケティングの本を3〜4冊読む」という設定も可能です。


3.毎日何を習慣とするかを設定しましょう。習慣といえば日々の習慣が未来の自分を作りだすと誰かが言っていました。毎日読書してれば将来知識が身に付く。毎日筋トレしてれば将来鍛え上がった(スリムになった)体になれる。毎日だらだらしてれば就活の時に焦るなどといったかんじです。
ここでは「読書を時間を一日2~3時間設ける。」と設定します。


4.最後に手帳に書き込んでスケジューリングをしましょう。「21~23時 読書」といった具合に手帳にあらかじめ書き込んでおく。それを日々実行することで目標達成に近づけるはずです。


さきほどの例をまとめると、
1.「マーケティングに詳しくなりたい!」→「3月中にマーケティングの本を10冊読む!」
2.「3月中」「一週間に3~4冊のマーケティングの本を読む!」
3.「毎日読書の時間を2~3時間設ける」
4.手帳に21~23時間を読書の時間として書き込みスケジューリングを行う。
といった流れになります。これが夢設定の基本形です。個人によって色々変えてみても良いと思います。


他にも夢を描くための「6本の柱」などありますが、長くなったのでこの辺で終わりにします。


人生は一度っきり。楽しく生きたもん勝ちです。夢を持つことは人生をより良くする1つの手段だと思いますよ( ´ ▽ ` )ノ


今回紹介した渡邊美樹さんの『夢に日付を!』という本に興味があったらぜひ一度読んでみてください。では!

2012年2月21日火曜日

【勉強会】クライシスマーケティング

2月20日に行われた勉強会の情報です。


昨日は「クライシスマーケティング」と銘打って幹事長の平田がプレゼンテーションを行いました。
ここ数日「焼肉えびす」がまた頻繁にニュースに取り上げられるようになったのが今回の内容に至るきっかけだそう。


雪印乳業が過去に2回起こした食中毒事件への対応を比較し、危機が起こった際の適切な対応とは何かという内容でした。




初回(1955年:雪印乳業八雲工場脱脂粉乳食中毒事件)の際は当時としては過剰とも言える対応を迅速に行い、企業イメージの向上にまでつながったそう。



しかし多くの人が記憶にあるであろう2回目(2000年:雪印乳業集団食中毒事件)においては遅々とした対応、会見中に所長が工場長を攻め立てるといった社内コミュニケーションの不足を露呈などにより不信感が高まり、不買運動にまでつながってしまった。

そしてこの動画が何度も放映されました(2:30~)




また、途中ではサービスリカバリーパラドックスとの関連も言えるのではないかという話にもなり、議論が盛り上がりました。

(サービスリカバリーパラドックス:何らかのミスをし不満が発生した場合、迅速・適切な対応を取ることでミスがなかった場合よりも顧客満足度が上がる現象)

2012年2月18日土曜日

【勉強会】限定マーケティング

今週月曜日に行われた勉強会の情報です。


社会科学部2年の岸田(北海道出身)が
「限定マーケティング」
と称して勉強会を行いました。

彼の出身地である北海道の名物土産、「白い恋人」を題材にしながら様々な限定の手法を紹介しながら、それぞれの具体的な商品例を上げていきました。

  • 地域限定
  • 期間限定
  • 対象限定
  • 個数限定

上記が主な限定の例です。

また、失敗例としては「花畑牧場生キャラメル」を取り上げ、むやみな拡大戦略を採ったことで限定から生じる価値が消失してしまったという分析を行いました。


その後のグループワークは、
「コーヒー飲料のジョージアに何かしらの限定をつけて付加価値を付けられないか」
というテーマで行いました。
(なぜジョージアかという理由は、彼が大好きだからだそうです。)



はじめに

早稲田大学公認サークル、マーケティング研究会のブログです。

こちらから

・週二回(月、木)で行う勉強会
・新歓関連
・対企業活動

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