こんにちは。
おおやまです( ´ ▽ ` )ノ
日食きれいでしたねー。
僕の住んでいるところは曇っていたせいか肉眼でも太陽が指輪のようにリング状になっているのを確認できました。
さてそんなことはどうでもいいです。
本日から2年生と1年生による基礎勉強会がスタートしました!
前回お伝えした通り『MBAマーケティング』という本をもとに内容を要約し、パワポを使って発表するものです。
今日の内容はMCに定評がある2年生蒔田と1年生による、「セグメンテーション・ターゲティング」です。
1年生がみんな発表が上手で、パワポのスライドも見やすかったです(^^)
今日は「セグメンテーション」について僕から説明します。
セグメンテーション??
聞き慣れない用語ですよね。
セグメンテーションは自社製品を売り込むお客様(顧客といいます)を絞り込む際に使用するマーケティング用語です。
なぜ絞り込む必要があるのでしょうか。
絞り込むことなんかしないで全員に売り込むことができる商品を作った方が買ってもらえる層が増えて効率的に思えますよね。
しかし考えてみてください。
あなたはある消費財メーカーに勤めている社員です。
あなたが働いている会社で上司からこう言われました。
上司A「次に出す製品は、日本に住んでいる人すべてを狙っていこう!」
上司B「次に出す製品は、東京都在住 子持ち 健康志向で コスパを重視する 30代の女性を狙っていこう!」
あなたはどちらの言葉の方が具体的イメージを抱きやすかったですか?
Aもなんとなく想像できないことはないという人もいると思います。
でも日本人すべてってどうなんでしょう。
北海道から沖縄まで?文化も生活習慣も全然ちがくない?
具体的に何十代なの?赤ちゃんから高齢者まですべてに売り込む気なの?
考えるほどにイメージが曖昧になってしまいます。
明らかにBの方が顧客の姿をイメージしやすく、製品提案もスムーズにいきそうな感じがしますよね。
製品コンセプトの決定や、価格設定なども限定すればするほど明確にしやすいです。
だからセグメンテーションはやる意味があるんですよ。
いいですか。
何の意味もなく、顧客を切り分けているわけではないです。
メリットがあるからやっているんです。
さてそんなセグメンテーションで顧客を切り分ける意味はわかった。
けどどうやって切り分ければいいの?
はい。
そこで、
①地理的変数(関東?関西?都市部?郊外?地方?etc)
②人口動態変数(少年、若者?高齢者?男性?女性?年収1000万以上?etc)
③心理的変数 (健康志向?新しいもの好き?保守的?)
④行動変数 (経済性?機能性?ヘビーユーザー?)
という4つの変数を基軸にして切り分けていくわけです。
先ほどの例でいえば、
①東京都在住
②子持ち・30代の女性
③健康志向を持つ
④コスパを重視する
というように当てはめることができます。
企業は、セグメンテーションを行うときにはふつう、顧客の属性・価値観・購買行動・使用パターンなどに関するリサーチを行います。
そのリサーチを基にいくつかの共通項でグループ分けして各グループの性質や特徴を明らかにしていきます。
リサーチを行い大量のデータの中から「ん、実は東京都在住の子持ち30代女性って健康を意識していて、コストパフォーマンスを気にしている傾向があるぞ。」といった具合です。
そりゃそうですよね。
東京都在住の子持ち30代女性が「健康志向を持っていて、コスパを重視する」なんて誰かわかりますか?
日本にエスパーでもいて「東京都在住の30代女性ってね、実は健康志向を持っていて、コスパを重視するんだよ。」
って教えてくれるんですか。
んなわけないです(笑)
じゃあ誰がどう見ても「確かに東京都在住の30代女性って、健康志向を持っていて、コスパを重視してるんだなー」と納得してもらえる指標ってなんですか。
「数字」です。
「数字」は力を持ちます。
「数字」を見せないと他人に納得してもらえません。
「数字」がないと説得力を持ちません。
あなたがどんなに「東京都在住の30代女性って、健康志向を持っていて、コスパを重視してるんですよ!!」と力説しても誰にでも納得してもらうことなんてできませんからね。
「数字」見せれば一発ですから。
詳しくは本を読んで勉強してくださいね。
はい。今回も最後まで読んで頂きありがとうございます。
次回のまーけんは、
5月24日(木)に
W504にて
2年生の吉澤率いる1年生たちによる「ポジショニング」についてやります!
それでは次回の活動でお会いしましょう。
まーけんに興味がある、試しに行ってみたいという方はこちらまで
主な活動内容をまとめた動画があるので、気になる方はチェックしてみてください
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